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【外ゼミ】比叡山山頂

  • 武井研究室
  • 2025年11月12日
  • 読了時間: 2分

比叡山山頂(2025年11月12日撮影)
比叡山山頂(2025年11月12日撮影)

第5回外ゼミ 比叡山山頂(2025年11月12日)


武井研究室では、例年春から夏にかけて、学外に飛び出し学年を横断したゼミ活動「外ゼミ」を行っています。今年度は試みとして秋にも開催し、最終回となる第5回外ゼミを京都府と滋賀県の境に位置する比叡山山頂にて行いました。


当日はロープウェイとケーブルカーを利用して山頂へ向かい、紅葉に彩られた景色の中で「紅葉ゼミ」を実施しました。中腹ではコンペ報告、山頂ではB4による卒業制作の進捗発表を中心に議論を行いました。


これまでの外ゼミの中でも特に自然に囲まれた環境での開催となりましたが、適度に身体を動かし、風を感じながらの活動は心身の良いリフレッシュにもなりました。


また、卒業設計・修士設計が本格化する後期に学年を横断して実施する外ゼミは本研究室として初の試みでしたが、活発な議論や多角的なフィードバックを通じて、各自が設計に対する考えをより深める有意義な機会となりました。




以下武井先生コメント


今年度は、京都の川と山で外ゼミを行いました。京都は山に囲まれていて、もし方角がわからなくなったら、山の見えない方角が南というわかりやすい地形です。貴船神社、鞍馬寺、三千院、金閣寺などがある「北山」、比叡山から清水山、伏見稲荷までの「東山」、長岡京、嵐山、大山崎の「西山」、そしてその地域に、絢爛豪華な北山文化、わび・さびの東山文化、風光明媚な西山文化(←これは私の主観)が生まれています。たった20km四方エリアにこのようにそれも日本の歴史上重要な文化が存在する地域は日本の他にあるでしょうか?山頂から京都の街を見下ろすと建物の高さは今と昔では異なりますが、室町時代も同じような風景だったでしょう。川の河岸に座れば、京都の生業が水と密接な関係であることに気づきます。関係地方の過疎地とは異なり、人が住む場所と京都を囲む山々や水系との境界は劇的に変わっていないからです。この京都独特の自然物と人工物、古建築と新建築の密接な距離感が、我々を惹きつけるのだと思います。我々はゼミを通してそれを無意識に享受していました。





 
 
京都工芸繊維大学  工芸科学部  デザイン・建築学科 武井研究室
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