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二重の家

武井研究室
学部3年後期 住宅設計
制作者:桑原凛々子
住宅_田中_メイン.jpg

住宅へと変わりつつある街の中に建つ、夫婦と娘のための住まい。周囲は、建物が並ぶ環境でありながら、空の広がりや畑をわたる風と光の気配がどこかに残る。この家は、そうした都市の中のわずかな余白を、暮らしの中に取り入れる。
建物は木造の二重構成とし、その重なりを「二重膜」と呼ぶ。光や風、音をいったん受け止められ、やわらかく整えながら内へ入り込む。時間や季節、窓や戸の開け方によって空間の表情はゆっくりと変わり、ウチとソトをゆるやかにつないでゆく。
日々の暮らしの中で、家族はその変化を自然に受け取りながら過ごす。何気ない毎日が、子どもの成長の奥に残る原風景になっていく。

京都工芸繊維大学  工芸科学部  デザイン・建築学科 武井研究室
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