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5280

武井研究室
学部3年後期 住宅設計
制作者:阿河駿成
住宅_田中_メイン.jpg

"一般的な住宅の作り方に対し逆説的な考え方で始めたこの住宅の設計はまず、絶対に純粋なワンルームとそれを大きく囲うような外周の鉄板を作り、その間に人間が住む機能のための諸室を配置した。
その鉄板との間にできるいわば余白というべき空間は建蔽率にも入らないワンルームを広く感じさせる延長線上のような空間として扱えることに気が付いた。
その未知の広がりを示唆する余白は真ん中の四角いワンルームに対し、全く異なるルールが支配する縁を切った空間が良いのではないかと思い、丸や三角などの幾何学が構成する空間として形を決めていった。
この四角いワンルームと周囲の余白にある幾何学的空間との関係性を考えていくうちに、その関係性は一周まわってこの住宅と敷地との関係性を考えていることにつながっていっているのではないかと感じ始めた。
そうした時に僕はこの住宅に5280という敷地の寸法を示す数値を与えることにした。"

京都工芸繊維大学  工芸科学部  デザイン・建築学科 武井研究室
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