住宅が建ち並ぶ都市の一角に、突如、顔を出した”しまぼうし”。木製ルーバーは室内に空を覗かせ、外からの視線は遮る。経年劣化していく木材は部分的な補修によって、デザインに味わいを家主たちに愛着 をまちなみに親しみを与えていく。大空を纏う小さな家で、一人ひとりの生活を大切にしながら、家族で暮らす楽しさや安心感も纏う、しまぼうしの家。