「ちまた」と商売 ー建物外部に現れる“商売空間”の可能性近年商業施設の外部空間は「パーク」などの名を冠していかに公共的なものにするかを重視し、本来の「商売」の場としての意味が忘れられはじめているように思う。ネット社会に移行する今だからこそ「商売」という生命活動のようにたくさんの交換が行われる流動的な場は重要ではないだろうか。宿場町としての歴史を持ち「商売」が成長を支えた大阪府枚方市を敷地に商業空間と外部の境界を見直し店舗外部に商売が延長されるようなアフターコロナの建築を提案する。