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産学協同コンペ 道頓堀 Dōtonbori

NEXUS OSAKA

大橋 海斗
田中 希
長坂 茉咲
住宅_田中_メイン.jpg

-観光パンフレットの建築化-
この建築に来訪・宿泊することで、他の大阪の土地性を知ることができる、まるで観光パンフレットのような建築を提案する。パンフレットが一つのページである地域を取り上げて発信するように建築の一つのフロアのボリュームで大阪の地域の要素を抽出し、「小さな大阪」として形態化を行った。

-時間軸による二面性-
「小さな大阪」は一般の方も利用することを想定し、昼間と夜間の2種類の利用方法を提案する。「小さな大阪」の利用を昼間は一般開放、夜間をカプセルホテルの宿泊利用者に限定することで、最小限であった宿泊機能に加えて、必要なサービスを取捨選択できる。このことにより、昼間では劇場、夜間はナイトシアターとなるような使い分けが可能となる。

-小規模グリッド-
3300x3300の小規模なグリッドによって構成することで「小さな大阪」のファサードが凹凸を繰り返し、道頓堀の街並みの雑多で活気の良さを受け取る。また、そのグリッドは「小さな大阪」とカプセルホテルの異なるボリュームの1階において、ピロティのリズムを崩さないと共に、上部の階高が敷地内で多様に変化することでピロティでの空間体験の選択性を与えている。

京都工芸繊維大学  工芸科学部  デザイン・建築学科 武井研究室
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